劇場版マクロスΔ激情のワルキューレのネタバレ感想です。
まだ2回しか観ていないので、また観に行ったら色々かわるかも。
絵もなければ文もまとまっていない。自分用のメモに過ぎません。
(注:今読み返してみると、予想外に長くなってしまっていたので自分に引いている)
タイトルにある通り、ワルキューレがメインだったため、ハヤテに関するあれこれは全てカットでしたね。父親に関する話から、猫アレルギーという設定まで。主人公とは・・・。
そして初対面のフレイアに「きみ」というのに驚き。
いつの間にそんな誠実な子に育っちゃったの!?
テレビ版なら「あんた何してんだ」とか言い出しかねない。
生まれ変わってハヤテ・ジェントルマンに改名したんでしょうか。
これでもうチャラいとか言われまい。
相変わらずウィンクするのがうまいし、ついにwowwow~♪って歌い出したけど
(少し笑ってしまった)
フレイアのキメ台詞「歌は元気!」はハヤテの一言がきっかけになった、というエピソードにはほっこりしました。
テレビシリーズでは、ハヤテとフレイアの新人コンビが、お互いをフォローしながら高め合っていくのがとても好きだったのですが
劇場版では、ハヤテとミラージュの背中合わせの共闘が目立って、良いコンビという感じでした。
「爆弾コンビ」とも呼ばれていましたが、ミラージュも教官として、指導対象のハヤテを見るというよりは、ちゃんとハヤテの能力を認めていて、同じ立場から負けたくないという感じ。
新人歓迎会という名のサービスシーンについて
フレイア・・・脱いだら意外と大きいんよ・・・・・(意味深)
レイナの「ヴァイヤヴァイこと」というのも思わず噴き出した。中の人ネタw
レイナは美雲の歌声好きだよねえ。ワルキューレや歌の力に目覚めたきっかけでもあるだろうし。
ワルキューレがΔ小隊の支援もなく戦場に駆り出されていたころのエピソード、あそこでアラドが助けに来たのをきっかけに、カナメさんはアラド隊長に感謝と憧れを抱いていたのかな…って思っていたけど、劇場版ではカットでした。
ひたすらカナメ→アラドの構図がなかったことにされる劇場版ーーー!!!
そこの三角関係を見守りたかったけど、インタビューにもあった通り、そういう三角関係よりは、仲間との絆がメインで描かれた劇場版なのですね。
そして、涙目爆発音についにフレイアが参戦!!!
かっわいい!!!!!!!!
フレイアは元々ワルキューレのファンであったわけだから、当然涙目も歌えるよね。
ライブ円盤でみのりちゃんとJUNNAちゃんが「他メンバーの練習中ずっと見ていたから涙目踊れる」って踊っていたのを思い出してニヤリとしました。
あぁーーーフレイアデビュー前設定の「withoutフレイア」の楽曲があるなら、withフレイア版の涙目爆発音も世の中に売り出してください買うからあああああ
初めて美雲の歌声を聞いた時のカナメさんのセリフが、アニメ版と変わっていたのは嬉しかった。
テレビ版の 「完全に負けたなぁって」は、メッサーとのエピソード等を通じて「負けない」と宣言できるようになったんだと気付かされたけど。
「完全にうちのめされた。でも負けたくないって思った。」
と思い返すカナメさんは、強いしやっぱり我らのリーダーです。
新曲フルCGライブ「チェンジ!!!!!」(!が5つなのがポイントらしい)何と言う難曲でしょう。
衣装はレイナがパンツスタイルで、マキナの王子様みたいだった。
インタビューによると、元々は戦闘曲としてオーダーされていたそうですね。
この楽曲をバックに飛び回るジークフリード、ちょっと見たかったよ。
実際は、ハヤテはインメルマンダンスをする間もなくフレイアに見とれていて、どれだけ大好きなんだよって笑いそうになりました。
現実世界の実際のライブではどう演出されるか楽しみであります。
構成がかわって、フレイアデビュー前第一話の市街戦のエピソードが中盤に。
ハヤテに庇われなくてもルンピッカーー!で走り出すフレイアちゃんつよい。
そしてハヤテはちゃんとパイロットスーツ着ているというだけで安心感。フレイアぜったい守るマンだけど踊ることも忘れない。ここでアイデンティティーを保つしかない主人公がんばろ!
他にも美雲さんの不意打ち「グッドラック♡」には変な声が出そうになったし
「カナメさん・・・」と言いながら我に返るメッサーにも「そこはナイスアシスト!サインだろぉ!!!」と叫びそうになったし
ここでハヤテとミラージュが背中合わせでワルキューレを守っていることに「ナイスコンビネーション!」でしたし
アラド隊長は何度も空中騎士団とウィンダミアという言葉を意味深な顔で発するのに、その辺のエピソードは一切すくわれずに進んでいくし
あと、ようやく戦闘中のバルキリーの見分けがつくようになってきたので(すこーしですが)、偵察・索敵・分析を行うチャック中尉の活躍というものが見えるようになってきました。
前線でバンバン闘うポジションではないのですね。
なるほどレイナとバディなわけです。
そしてウィンダミアはグラミア王はすでに崩御したという設定で進んでいたんですね。
幼いハインツ様の代わりに、あのエブリデイ違うメガネ殿下が国を動かしている、と。
そしてみんな大好きボーグちゃんが「この命尽きる前に必ず」と家族の墓の前で誓うシーンでは「ボーグだけはぜったい!うっらぎないっ!うっらぎらないっっ!!」ってこぶし握りそうになりました。落ち着こう私。
市街戦の負傷から場面がかわり、自室にいるときカナメさんに電話もらえるメッサー(じわじわ)
部屋はシンプルだと思うけど、四角い間接照明を見て瞬時に
「ハァイ!Δ小隊の間接照明にこだわるほう、メッサーです」
ってセリフが脳内に流れたので私は本当にどうかしている
(ちなみに私は、普段からおしゃれな間接照明を目にすると脳内にバーナビーさんの例の次回予告が流れる体になってしまっています。私だけじゃないと信じています。)
ためらいバースデイについて。
とても好きなエピソードなのですが、劇中ではフレイアが正式にメンバーに加わってすぐの歓迎会になっているのですね。
それで、ハヤテとのコンビ感の強いミラージュが「もしかしてフレイアのこと好きなんですか」とか聞いてきますが、このタイミングでこの様子だと、やっぱりハヤテも自覚には遠い・・・?
ミラージュが少し寂しそうなのに、涙を流すこともないのは、コンビとしてのハヤテが一人の女性に惹かれていくことへの寂しさ、って感じがしました。
フレイアスパイ疑惑のとき、周りのメンバーがフレイアの様子を尋ねる相手がハヤテっていう場面もありましたが。劇場版では尺が足りなかったけど、この二人いつも一緒にいるんだなってことをにおわせていたなあ。
ハヤテのプレゼントに対して、フレイアの「雪ゴリー!」が「雪ピカー!」へ改変されていたのは笑った。何がだめだったんだw
そして、このタイミングだからこそ現れる松葉杖のモヒカンーーーー!!!!!!
クラゲ祭りがカットされている以上、ここにしかタイミングはないのでしょうが、ハッピーバースデイを歌う列に加わっているのにものすごい違和感が。いやいやいや、ありがとうございます!
代わりにマリアンヌがいないことにされていたけどな!!
やっぱり極限まで三角関係削られてる!!!!!チャック4人きょうだい説。それともマリアンヌ爆風で死亡説。
人生30年のフレイアを見て、自分は飛ばずになぜ生きるのかという疑問を持つようになるメッサーもすごく良かったのですが
南国に降る雪の中、カナメさんに告白するというシチュエーションも、とても、良かった。
「歌は命」がキメ台詞のカナメさんに、「あなたの歌は俺の命そのもの」と言ってしまうとは。
カナメを守ることが、メッサーの存在意義になっているんですね。
もうこの辺はテレビシリーズの5億倍くらいメサカナの波動を感じた・・・
そもそもメッサーは女神をあがめるくらいの勢いで、カナメと距離を置いていたように思うけど
劇場版ではガツガツとした性欲を感じた。いい意味で(笑)いいぞ生に執着してくれ。
閃光のAXIAについて。
カナメさんは任務中は「メッサー中尉」と呼ぶけど、個人的にお礼をいう時なんかは「メッサー君」と呼びわけるのにときめきました。お仕事中でも使い分け///
例のあのシーンで叫ぶのがカナメさんに変わっていたけど、そこに「くん」が付かないのが何とも切なかった。
テレビ版では、ハヤテ、ミラージュ、ハヤテ、マキナ、レイナはメッサーの想いに気付いてしまっていて、彼らのおかげでようやくクラゲ祭りに参加した感じのメッサーでしたが
今回はそういう外野のプッシュはなかったので、恐らくこのメンツはメッサーの想いに気付くことはなかったんだろうな。
そんなんでΔ2エンゲージとかしてくるから!カナメさんに歌ってくれとか言いに来るから!みんなびっくりするでしょ!!
そして映画一番のみどころ、ドッグファイトからの
「かわした」!!!!!!!
息が止まるかと思った。だってまさか避けられるなんて。
これまでaxiaが歌われるたびにコクピット打ち抜かれる映像が流れてきたから・・・
私が劇場で見たのは、夢か、妄想か、幻か・・・
いや、間違いなかい!確かに!白騎士の一撃を!かわした!!!!!
かーらーのーバトロイドに変形しての接近戦!!!!
あああーーそうだよねーーージクフリちゃんこうやって闘ってこその可変戦闘機だよねーーー!!!!
そしてキースを墜とすことに成功するというこの強さ。
め・・・メッサー何度タイムリープしたんだ?!
この世界線でかわすことができたなら、あと一回くらいタイムリープしたら最終決戦も生き残ることができるんじゃないの
本気で、そう、おもいました。
しかしジョジョ5部のローリングストーンのエピソードにもあるように、ひとはみな運命の奴隷なんです、どのような道を歩んでも、死は避けられんのです。
だからこそどう生きたかが、つまり結果より過程が重要なんです。わかっています。
カナメさんに想いを伝えて、息を引き取るのはカナメさんの腕の中・・・
カナメさんから愛を盗むメッサー絶望するくらいダイスキでダイキライ・・・うっうっ
アラドはカナメさんからの矢印を受けておらず、ただただ部下想いな隊長って感じでした。
美雲さんのもとへ「みくもォォ!!!!」って叫びながら飛んでいったときはときめいたけど。
キースはキースでカナメさんの歌をルンに感じていて、好敵手としてメッサーを認めていたし、死神にふさわしい気高い風だったとほめていたので、ここでキスカナのフラグを感じてしまいました。
それはさておき、メッサーが死んでも、自分たちが敵に囚われても、決して心が折れることなく凛としていたカナメさん、キースに声をかけられてここで初めて動揺を見せてしまうのですよね。
メッサーは自分の先が長くないことをわかっていたからこそ、はやく新人を一人前に育てたいという気持ちも強かっただろうなぁ。
ハヤテはまだ頼りなさげだけど、ミラージュと力を合わせることができるので、ちゃんと活躍できるはず。
フレイアの手が結晶化しているという事実だけ通信で聞いてしまって、暴走しそうでしたが。
弱気になるミラージュの手を握ってやるハヤテはちゃんとイケテルマンだったよ・・・
押収されたメッサーの機体に乗るハヤテ、メッサーが期待に残した写真を発見しますが
ハヤテ入隊記念の写真、つっこみどころ満載でしたね!!!
メッサー中尉ちゃっかりカナメさんの後ろ陣取っているし!!!!
そして、二人版のワルキューレサインをするハヤミラ!ミラージュ頬染めてるし一体何が起こっているんだ!!!ありがとうございます!!!!!!????!?!?!?!
テレビ版じゃハヤテの入隊試験時、ウミネコターンで一撃喰らわされたミラージュだから、ハヤテ入隊時にこんな表情できるはずがない!?
ハヤテ入隊前後にいったい何があったのかとても気になってしまう。
そもそも入隊のきっかけに全くフレイアが絡んでいないから。市街戦も勃発していないから。
ハヤテがどうしてΔ小隊に所属しているのか全くわからないのでした。
単に父親と同じ職種に就きたいと思ったくらいでしょうか…。そこをアラドに見いだされたか。謎。
そんなハヤミラがありつつも、ハヤテを見つけると顔を赤らめてしまうフレイアちゃん天使です。
アラドとチャックの悪い大人の顔(ウィルス仕込みつつマキナのセクシーショットを送り課金させる)もどうかしているし、ボーグたその「おのれワルキューレェェ!!!」がこれまで以上に気合い入っていたのも笑えるポイントでした。生配信で金曜日隔週で叫んでいる効果かしらw
ウィンダミア勢、ハインツはもちろんフレイアも顔まで結晶化が進んじゃって、絶叫を続けるハヤテはとりあえず落ち着けって言いたかった。
敵機を自分のものにしたミラージュ、ドラケンの機体なのに、カラーリングがミラージュのものでこれはフィギュア化待ったなしだなと思った。かっこいいぞ!
しかも剣まで取り出して闘えちゃうんだから!!
そしてメッサーのVF-31Fいけるぜ!って旋回するハヤテ嬉しそうでそりゃあ怒られるよね。
しかし、アニメ版では自分の機体壊しちゃったからメッサー機に乗るって感じで
「それ乗ったら白騎士とか色んな人に目を付けられると思うけど、ひよっこのくせに、覚悟はいいんかね・・・!?!?!?(おこ)」
って気持ちになったけど、今回ばかりは許す。
だってワルキューレを守る後ろ姿に、死神のパーソナルマークが見えるんだもの。
メッサーが助けに来てくれたように錯覚するけど、メッサーが育てあげた小隊の後輩であるわけだから、決して間違いではないでしょう。
嬉しそうに叫ぶカナメさんとフレイアちゃんにとても共感できました。
アラド隊長のアーマードもゴツかっこよかった!あれが男のロマンというやつなんですね。わかる。
そして銀河の人々の意識が1つに集約される中、フレイアとつぶやき続けるハヤテ、二人の思い出が誕生日のあの雪のシーンだけというのが悲しい。もっと、いろいろ、あっただろうに!カットされたから!!!げきじょうばん!!!時間が短い!!!
もう仕方がないからwowwowと歌い出すハヤテはこの戦いが終わったらフレイアとデュエット曲出せばいいと思います(真顔)
それこそ「のぼせてボヤっとしない!」とミラージュに怒られそうな展開になりそうですが。
そして神作画回「飛んでいる女」がここで登場!
歌うのは恐らく声の収録の場で録ったと思われる、フレイア渾身の「ワルキューレは裏切らない」
伴奏もなく、高音から絶叫するように始まるソロ。
あの楽曲、何度聞いてもJUNNAちゃんのパワフルな歌い出しに圧倒されてしまうけど、みのりちゃんも歌うっっまっっっっ!!!!!!!!!!鳥肌たった!
もともと少しハスキーかつ透き通った、とても素敵な声をお持ちですが、歌がますます上手になっていらっしゃる。
ここだけ切り出して延々と聞きたいくらいです。円盤はよーーー
そしてみんな飛ぶんかーい!っていうツッコミ。
ボーグまでルンピカとか言い出すからテンションおかしなまま何やねん何でやねんと更にツッコミたくなりました。
空中騎士団との共闘もアツかった。美雲の台座を撃つのは主!役!のハヤテがちゃんときめてくれたし。
キースはやっぱりメガネと爆発に巻き込まれるのであった。
何でだよ、平和になったラグナに演習という名で遊びにおいでよ。
エリシオン級の巨大戦艦同士の接近?戦。あの技は初代マクロスのダイダロスアタックのオマージュでしょうか。とにかくマクロスファンにはたまらんカットだったと想像できます。
劇場版においては、そもそも地球人がウィンダミアに基地を築いていたのは「星の歌い手」の細胞を入手するためだったのでしょうか。
レディMなる人物も今回は正体不明のまま終わりました。
美雲と心を通わせる人を準備することを目的にワルキューレを結成させたのか
美雲が即座に「違う」と言い切ったのは嬉しかったけど、考える余地はある気がする。
新統合軍が星の歌い手の遺伝子情報を盗み出したのが元凶ではあるし
違法な研究を見咎めたレディMが、三雲を救い出したという流れがあるのかもしれないけど。
テレビ版ともまた裏設定が違いそう。
ロイドを止めることができ、ワルキューレメンバーが全員合流できたとき、美雲に声をかけたのがレイナというのが意外でもあり、レイナがワルキューレをこれほど大事に思うように成長していたんだということに気づかされました。
まあハヤテは「フレイア」って叫びすぎな。なぜ隙間をぬって叫び続けたw
これでも一応中の人的には「まだ恋愛も始まっていない状態」だそうなので驚きます。
共鳴からの暴走はまだ経験していないからでしょうか。
続編に期待してしちゃうからね!?!
最後はラグナの海にメッサーの魂を送り出しましたが
なるほどうまいこと再構成したなあと思います。
カナメさんのソロは胸に響く。
仲間愛がテーマではあったけど、メサカナに限っては恋愛色が濃くなっていたように思いました。
見終わった直後は供給がありすぎておなかがいっぱいになりましたよ!
というわけで感想?覚え書き?は以上です。
バレンタインに発売された新曲もめちゃくちゃ聞き込んでますよ。
来週のライブが楽しみで、記憶がぶっ飛ぶ前にメモをしておこうと思ったら長くなりすぎた。
また加筆・修正はするかもしれませんが
さすがにここまで読んでいる人はいないだろうという思いで
今日のところはこのくらいにしておいてやるうっっ!
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